OpenSea(オープンシー)とは、世界最大のNFTマーケットのことであり、近年急速に市場を拡大しており、NFT投資に今日がある方には是非知っておいてほしい取引所です。
そんなOpenSeaについて登録方法から基本的な使い方まで解説していきます。
①OpenSeaの概要
OpenSeaとは、クリプトアートと呼ばれる、不正不可能な一点物のNFTデジタルアートや、ブロックチェーンゲームで使用できるNFTを売買することができるマーケットです。
そんなOpenSeaでは、NFT作品のラインナップが非常に多く、NFTアートのほかにも音楽や写真など、様々なNFT作品が取引されています。
最近では、村上隆などの著名人が手掛けたアートもOpenSeaで販売されています。
②始め方・登録方法
MetaMaskとの連携を例に登録方法について解説します。
OpenSeaの公式サイト画面中央に表示されている「Create」を選択し
「MetaMask」をクリック
MetaMaskにパスワードを入力しログイン
「署名」をクリックすれば登録と連携が完了
OpenSeaで取引ができるようになります。
なお、OpenSeaでNFTを取引するために、事前にウォレットにイーサリアムを用意しておく必要があります。
MetaMuskの登録方法はこちら
③メインコンテンツ
OpenSeaではコンテンツとして以下のものがあります。
・閲覧(マーケット)
・活動(アクティビティ)
・ランキング
・ブログ
・作成
以上の5つの機能については、NFTの市場価値の動向や流行を把握するために重要となるため、それぞれの機能について解説します。
閲覧
閲覧からマーケットに移動がでるので、ここからNFTの売買が行えます。
「Explore」から様々な種類のNFTを検索することができるので、簡単に自分の探しているNFTを見つけることができます。
活動(アクティビティ)
オープンシー内で行われている売買が、リアルタイムで表示されています。
どのようなNFTがいくらで取引されているのかなどを把握することができます。
ランキング
OpenSea内のランキングを確認することができ、取引ボリュームや平均価格などが確認できます。
また、ジャンルで絞り込むことができるため、気になるランキングをすぐに見ることができます。
そのため、自分が保有しているNFTが今はいくらぐらいで取引されているのかなどの情報を収集することがきます。
なお、ランキングの更新は1時間ごとに行われています。
ブログ
NFT関連ブログが掲載されているページです。
OpenSeaでしか見れない記事などもアップされているため、NFTを取引するうえで有益な情報を得ることができるかもしれません。
作成
NFTを無料で作成できる機能です。
他のNFTマーケットプレイスでは、ガス代と呼ばれる手数料が発生しますが、OpenSeaでは無料で作成できます。
そのため、自分のNFTを作成し、販売してみたいという方には嬉しい仕組みです。
④機能(ステータス・コレクション・通貨・ジャンル選択)
ここからはOpenSeaを実際に使用するための機能について解説していきます。
これから解説する4つの機能さえ扱うことができれば、マーケットでNFTを検索するのに困りことはありません。
・ステータス(販売方法を表示)
・コレクション(プロジェクトの名称)
・通貨(購入可能な通貨の絞り込み)
・ジャンル選択(選択したジャンルのNFTを表示)
以上の機能は、探しているNFTを検索しやすくするためにあり、これらを活用することで、よりスムーズに求めているNFTを検索できるでしょう。それでは、各機能についてもう少し詳しく説明を行っていきます。
ステータス
ステータスは販売方法を示しています。
Buy nowは即購入可能なNTFを表しています。
On Auctionはオークションに出品されているNTFを表しています。
Newは新しく出品されたNTFを表しています。
Has Offersはオファーを受けているNTFを表しています。
コレクション
コレクションはプロジェクトごとにNFTを表示できます。
気になるプロジェクトのNFTある場合はここで検索してみるといいでしょう。
なお、OpenSeaには、類似のNFTコレクションが出品されており、目当てのNFTの偽物が出品されていることもあるため注意が必要です。
通貨
通貨はNFTが購入できる通貨で表示することができます。
イーサリアムやソラナなど、自分が購入したい仮想通貨に絞って検索するときに使用してください。
ジャンル選択
ジャンル選択はArtやMusicなどでNFTを検索することができます。
検索したいジャンルのNFTが決まっている方は、こちらで絞り込んでください。
⑤購入方法
NFTの購入方法は、購入したいNFTを一覧からクリックし、「Buy Now」をクリックします。
あとは、MetaMaskが起動するので、決済手続きを行えば購入手続きは完了となります。
また、「Maker Offer」をクリックすれば、購入希望価格を出品者に提示することができます。
その後、交渉成立すれば希望価格で購入することができます。
⑥売却方法
NFTの売却方法は、画面右上のアカウントアイコンから「Sell」をクリックし、売却したいNFTをクリックし、「Sell」をクリックします。
その後、売却方法や価格を設定すれば出品完了となります。
⑦ギフト
OpenSeaではNFTをプレゼントのようにギフトとして送ることができます。
送りたいNFTで「Transfer」をクリックし、送付先のウォレットアドレスを入力すれば手続き完了です。
プレゼントをしたい場合などに活用するといいでしょう。
⑧まとめ
ここまで、OpenSeaの概要から購入・売却方法まで解説してきました。
OpenSeaはNFTマーケットプレイスとしては世界最大規模であり、豊富なラインナップを誇っていることから、気になるNFTであれば簡単に見つけることができるでしょう。
また、MetaMaskとも簡単に連動でき、ややこしい操作方法も一切なく、今後さらなる成長が期待されていることから、今のうちに操作方法などを知っておくことをおすすめします。
また購入だけでなく、NFTを作成することもでき、それを売却することも可能となっていることから、NFTの取引に興味がある方はOpenSeaをチェックしてみてください。